ドンヒョクの告白。

ビリヤード場、ドンヒョクがいる。
ジニヨンが、クリーニングされたジャケットを持ってくる。

ジニヨン「こんにちは!今日はお忙しくないのですか?」
ドンヒョク「どうしてここが?」
J「ホテルのお客様のことはなんでもわかりますから」
D「お客様?」
J「これ、お返ししようと思って・・・ありがとうございました」
D「向こうにおいて下さい」
J「はい(イスに服を置く)。
 ビリヤード、お上手なんですね」
D「いっしょにどうです?」
J「いえ~、わたしはできないんです」
D仕事以外で得意なことは?」
J「あ~~(考える)、ありません」
D「じゃ、ビリヤードを教えてあげます」

J「あの~~、お花のことなんですが・・・」
D「二度目のルームサービスはお気に召した?」
J「はい、とても、ありがとうございます。ですが・・・」
D「ですが?」
J「次からは、もう、結構です。
 私一人のオフィスじゃありませんし、お客様にプレゼントを頂くのは従業員の手前
 良くありませんし・・・」
D「じゃあ、次からは自宅に送ります」

ビリヤードの玉が落ちる。

D「三度目のルームサービスが気になりませんか?」
J「当ホテルにご滞在の間は、最高のサービスを心がけます。ですが・・・」
D「また、ですが?」
J「ですが、こんな風にされてしまうと申し訳なくて・・・その・・・」
D「迷惑ですか?」
J「あっ、いえ、そういう意味じゃ・・・ただ、贈り物とかそういうものは・・・」
D「ルームサービス?」
J「はい、そうです。ルームサービスはこちらの仕事です。
 お客様にしていただ・・・」
D「お客様?ラスベガスのときもお客様でしたか?
 お客だから迷惑なら他のホテルに移ります」
J「いえ、そういうことでは?」
D「じゃあ、なんです?」

J「わかりません。なんだか混乱して・・・」
D「何がわからないんですか?
 僕が贈った花がバラなのか、ゆりなのか、
 僕がただのお客なのか、新しい彼氏候補なのかがわからない?」
J「あの・・・わたしは・・・
 失礼します。バラ、ありがとうございました」
ジニヨン、去ろうとする。
D「ジニヨンさん!仕事でもゲームでも僕は勝てる相手しか選んでこなかった。
 だが、今回ばかりは予想がつきません。
 まったくわからない。
 でも、しかたありません。
 もう、始まってしまった」


ジニヨンは、戸惑います。
ドンヒョクの思いと率直な告白に・・・


プールで泳ぐドンヒョク。
ジニヨンの前に、水から突然出てきて驚かせる。
D「驚かせちゃいました」
J「いいえ、大丈夫です」

水からあがるドンヒョク。
ジニヨンがタオルを渡す。

J「どうぞ。水泳もお上手なんですね」
D「あなたは?」
J「かなづちなんです」
D「今度教えてあげますよ」
D・J「(同時に)バラ・・・」

お互い、くすっと笑って、

J「あの、お先にどうぞ」
D「いえ、どうぞ」
J「いいえ、お客様が先に・・・」
D「どうして300本だったかわかりますか?」
J「えっ?いえ、わかりません。どうして300本何ですか?」
D「当ててみて!クイズです。
 じゅあ、ヒント!ラスベガスと関係あります」
J「ラスベガス?300本だったら、スリー・ハンドレッド・・・
 うふっ・・・私は頭とか悪いからクイズ、苦手なんです。教えてください」
D「あのレストランが『300本のバラ』っていうんです」
J「レストランって?」
D「初めてあなたを見た場所ですよ」
J「あぁ、あのステーキが固くて、サービス最悪のお店ね。
 スカーフにコーヒーこぼされた、あのレストランですね」
D「僕にとっては忘れられない店です。
 あなたに・・・出会えた・・・場所だから」

見詰め合う二人。

J「あっ、だから300本だったのね」
D「でも、よかった。もし100万本だったら大変でした」
J「あは、ほんとだわ。
 なるほど、そうなのね。レストランの名前だったんだ。
 それで、スカーフも・・・」
D「また、あそこに行きたいな」
J「アメリカに住んでいらっしゃるんだからいつでも行けるんじゃ・・・」
D「あなたと、一緒に行きたい」

J「あぁ、そろそろ、戻らないと・・・これで失礼します」
D「行きたくありませんか」
J「あっ、そりゃあ、ラスベガスになら行きた・・・」
D「僕と・・・」
J「わかりません」

プールに落ちるジニヨン。
おぼれるジニヨン。
微笑むドンヒョク。
しがみつくジニヨン。
見詰め合う二人。
微笑む二人。

ドンヒョクの恋は始まりました。
もう、誰にも止められない。


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