傷心のドンヒョク。

レストランに居座るドンヒョク。

ジニヨン「こんばんは、ずいぶんお飲みになっていますね」
ドンヒョク「座って」
J「あの・・・」
D「飲みませんか」
J「すいません、規則でご一緒できません。
 従業員がお客様を待っていますので」
D「営業時間は終わりか・・・」
J「はい」
D「なら、飲んでもかまわないんじゃない?
 勤務外だ」
J「あの・・・そうではなくて・・・
 ここの営業時間は終わりですが、私はまだ勤務中なんです。すいません」
D「ここではダメなんですね」
J「はい、申し訳ありません」
D「じゃあ、外に出よう」
J「あのぅ・・・」

ビラへの道を歩く二人。
酔っ払って、ふらつくドンヒョク。

J「お客様、大丈夫ですか?」
D「いいえ、部屋がどこだかわからなくなった。
 マネージャーに連れて行ってもらってもいいかな」
J「もちろんです!」
D「じゃぁ、とりあえず1杯どうぞ」
J「あっ、すいません、お酒はちょっと・・・」
D「うどん屋はいいのに?」
D、J「(ふたりで)あはは・・・」

D「海に行ってきたんです」
J「海?どちらの?いいですね!観光ですか?」
D「いいえ」
J「じゃぁ、お仕事で?」
D「それも違う」
J「仕事でも観光でもなかったら、なにかしら?」
D「海からあなたに電話をしたんだけど繋がらなくて、メールを送ったんです」
J「はっ、そうだったんですか!
 今日は、ものすごく忙しくて、まだチェックしてないんです。
 後で見ます。なんて書いたんですか?」
D「あ~~~、シンドンヒョクよりソジニヨンさんへ」
J「うふ・・・題名は?」
D「題名は・・・僕の人生のかたわれ」
J「本文は?」
D「本文は・・・」

テジュンからジニヨンに無線が入る。

D「ダイヤモンドビラって?」
J「えー、あそこです。当ホテルの中でも最高級のビラになります。
 高いですが、雰囲気は最高です」
D「見学できますか?」
J「あっ、えぇ、お客様がお望みなら」

D「いい建物ですね」
J「特別なVIPのお客様だけをお招きするところです」
D「ぼくも、ここがよかったな」
J「それは・・・は~」
D「ふっ・・・言ってみただけです。
 仕事目的なら今の部屋で十分ですよ」
J「そうですよね。で、どんなお仕事を?」
D「あ~~、ハンターかな」
J「えっ?」
D「企業ハンターです。英語ではレイダースっていうんですが、
 よさそうな会社を狙って買収するんです」
J「へぇ~~、そういう職業もあるんですね」
D「えぇ、非常に残酷な仕事ですよ」
J「韓国にも狩りに来たんですか?」
D「その話しはもう・・・中に入っていい?」
J「でも、規則が・・・」
D「また、規則?」
J「規則は破るためのものですよね。
 えへへ、お望みならお見せします」


手を差し伸べるドンヒョク。
J「えっ?」
D「いい曲だ。一緒に踊りましょう」
J「あは・・・お客様、私ダンスは・・・」
D「僕のこと、お客様って呼ばないでほしいな」
J「あの・・・でも・・・お客様は、お客様です」

見つめるドンヒョク。

J「では、なんとお呼びすれば?」
D「ドンヒョクさん」
J「でも・・・」
D「ドンヒョクさんと・・・言ってみて」
J「ドンヒョク・・・さん」

ジニヨンの腰に手を回すドンヒョク。
チークを踊る二人。

J「バラをもらったぐらいで、こんなに動揺して・・・あきれてますよね」
D「バラのせいじゃありませんよ」
J「じゃあ、何?」
D「バラの送り主、ラスベガスのときから贈り物を続けている人のせいで、
 あなたはぼくとこうしている」
J「いつも、そうやって正確な表現を?」
D「あなたのようにそんな風に・・・」
J「私みたいに、おちょこちょいで単純な人間はお嫌いですよね」
D「いいえ、あなたのように明るく純粋に生きてみたい」
J「それ、本当ですか?」

ジニヨンを抱きしめるドンヒョク。
テジュンの無線。

D「ありがとう、ジニヨンさん。
 少しの間でいいから邪魔されず二人きりになりたかった。
 あなたを抱きしめたいって、あなたに抱きしめられたいって、
 そう、メールに書いたんです」


ドンヒョクの心を癒すのは、ジニヨンただ、一人。


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